はじめに

「なんとなく作ったけど、もう使ってない…」
「年会費だけ引かれてるのがもったいない…」
そう感じて、クレジットカードの解約を考えている方も多いのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください。
クレジットカードを解約する前には、確認すべきポイントがいくつもあります。
- 残っているポイントは?
- 公共料金の引き落としは?
- クレヒスに悪影響はない?
…など、知らずに解約すると損をすることもあるのです。
この記事では、
- 解約前に必ずチェックすべき5つのポイント
- 解約した方がいい/しない方がいいケース
- 安心して進められる解約の手順
- よくある不安や誤解をQ&A形式で解説
まで、カード解約を検討している方のために、わかりやすくまとめました。
「解約=信用に傷がつく」わけではありません。
正しく手続きすれば、カード整理はあなたの信用力を整えるきっかけにもなります。
第1章:解約前に絶対チェック!5つのポイント

クレジットカードはただ「使わないから捨てる」で済むものではありません。
解約前に確認すべき重要なポイントが5つあります。見落とすと損をする可能性もあるため、ぜひチェックしてください。
① 未使用のポイントはないか?
- 解約すると、貯まっていたポイントが消失するケースがほとんどです
- 特に楽天カードやdカードなど、カード独自のポイントがある場合は要注意
- ポイントを使い切ってから解約しましょう
② 年会費の請求タイミングは過ぎていないか?
- 解約のタイミングによっては、年会費がまるごと請求されることもあります
- 「更新月の直後に気づいて損した…」というケースも少なくありません
→ 更新前に解約手続きをしておくのが安心です
③ 公共料金やサブスクの引き落とし設定は?
- 電気・ガス・携帯代・Amazonプライム・Netflixなど、登録している支払いが残っていないか確認必須
- 解約すると支払いエラーになり、未払い・サービス停止のリスクあり
④ クレヒス(信用情報)に影響する?
- 「解約するとスコアが下がる?」と心配する人がいますが、解約そのもので悪影響はありません
- ただし、長期利用や高い与信枠を持っていた場合、信用情報上の厚みが減ることはあります
→ 不安なら1枚は“寝かせカード”としてキープもあり
⑤ 家族カードやETCカードが紐づいていないか?
- 親やパートナーに発行している家族カード
- ETCカードなどの付帯カードも、本カードを解約するとすべて無効化されます
- 利用者に影響が出る可能性があるので、事前に連絡・切替を済ませてから手続きを
この5つのチェックをせずに解約してしまうと、
「ポイントを捨てた」「引き落としが止まった」「ETCが使えない」などトラブルのもとになります。
次章では、どんなときに「カードを解約した方がいいのか?」という判断基準について解説します。
第2章:解約した方がいいパターンとは?
「本当にこのカード、持ち続ける意味ある?」
そう思ったときは、以下のような状況に該当していないか確認してみましょう。
次のようなケースでは、解約を検討してもOKです。
■ 年会費が無駄になっている
- 特典やサービスをほとんど使っていないのに、年会費だけが引かれている
- ゴールドやプラチナカードでありがちなパターン
→ 年1回の利用すらないなら、無料カードに乗り換えもあり
わたしのクレジットカードは年会費無料と思っていませんか?
実際は年一回以上利用などの条件付きが多数
■ 特典や還元内容が他カードと被っている
- 複数のカードを持っていて、ポイントの付き方や使い道が重複している
- メインカードに集約すれば、ポイントも貯まりやすくなり、管理もラク
■ カードの枚数が多すぎて管理ができていない
- 何枚も持っていて、どれがどの引き落としなのか把握できない
- 盗難・不正利用のリスク管理という意味でも、使っていないカードは整理するのが安全
■ いらないサービスに加入してしまっている
- リボ払い・キャッシング機能・保険など、使っていないサービスが付帯している
- 解約することで、余計な出費や誤課金を防ぐことができる
上記に当てはまるカードは、「持ち続ける理由が薄い」といえます。
解約によって、家計もスッキリ・安全性もアップします。
第3章:逆に“解約しない方がいい”ケースもある
クレジットカードは整理したほうがいい場合もありますが、
逆に「持っておいた方が得」「解約しない方が良い」というケースも存在します。
■ 長期間使っているカード
- 5年以上利用しているカードは、信用情報(クレヒス)に良い影響を与えています
- 安定した支払い履歴があるカードは、解約より“寝かせ”がおすすめ
■ 利用限度額が大きく、枠の分散に役立っている
- 1枚で50万〜100万円の枠がある場合、それを解約すると他カードの利用率が上がる
- クレジットスコア(利用枠の使われ方)に悪影響を与えることも
■ 年会費無料&放置しても損がない
- 楽天カード・三井住友カード(NL)など、年会費無料で維持できるカードはとっておいてOK
- 使ってなくても、持っているだけで信用情報の厚みになる
■ たまに限定特典が届くカード
- 定期的にクーポンやキャンペーンがあるカードは、必要なときだけ使う“サブカード”として残すのもあり
- メインカード以外の“選択肢”としても使えます
「今は使ってないから捨てる」はちょっと待って。
解約するよりも持ち続けるほうが信用にプラスになるカードもあります。
第4章:クレカの正しい解約手順を解説

「よし、解約しよう!」と決めたら、次は間違いのない手順でスムーズに進めることが大切です。
ここでは、一般的なクレジットカードの解約手順をわかりやすく説明します。
■ 方法①:カード裏面の問い合わせ番号に電話
- 最も確実な方法。本人確認と簡単な質問のあと、解約手続きが進みます
- 解約理由を聞かれることもありますが、「使わなくなった」「整理のため」でOK
- 即時解約できる場合と、次回締め日まで有効な場合があります(カード会社による)
■ 方法②:Webサイトやアプリから手続き(対応しているカードのみ)
- 楽天カード、三井住友カード(NL)など、一部のカードはマイページ上で解約が完結
- ログイン→メニュー→「カードの解約・退会」から手続き
- アプリ限定対応のカードもあるので、Webで検索 or サポートセンターで確認を
■ 手元のカードはどうする?
- 解約後はハサミなどでICチップと磁気部分をカットして破棄
- カード番号が漏れないよう、慎重に処分を
■ 解約証明が欲しい場合
- 住宅ローンなどで「解約証明書」が必要になることもまれにあります
- 電話やマイページで「証明書がほしい」と依頼すれば、書面を発行してもらえることも
解約はスムーズにできるものですが、気になることがあれば必ず事前にカード会社に確認を。
第5章:よくある不安とQ&A

クレジットカードを解約するとき、意外と多いのが「本当に大丈夫かな?」という不安。
ここでは、特によくある質問とその回答をまとめました。
Q1. 解約すると信用情報に傷がつきますか?
いいえ。解約自体で信用情報に傷がつくことはありません。
むしろ、長年使ったカードをきれいに解約することで、
「きちんと管理できる人」として良い印象になることも。
Q2. 支払い残高があるままでも解約できますか?
原則としてできません。
未払い残高(リボ払いや分割払いなど)がある場合は、完済してから解約手続きを行う必要があります。
Q3. 解約後も不正利用されることってある?
基本的には解約後にカード番号が使われることはありません。
ただし、カード本体は必ずICチップと磁気部分を物理的に破壊して破棄しましょう。
Q4. ETCカードや家族カードはどうなりますか?
本カードを解約すれば、付帯カードもすべて自動的に使えなくなります。
別カードで継続したい場合は、解約前に切り替えの手続きを済ませましょう。
Q5. 「解約した方がいいか」「残すべきか」判断に迷ったときは?
- 年会費がかかっている?
- 他に似たようなカードを持っている?
- 管理しきれていない?
このあたりを自問してみてください。不要なら迷わず解約、価値があるならキープが基本です。
解約は「怖いもの」ではありません。
ポイントとタイミングさえ押さえれば、スッキリ安全に整理できます。
まとめ:使わないクレカは“きちんと解約”してスッキリ管理

クレジットカードは便利な反面、持ちすぎると管理が大変になりがちです。
だからこそ、「もう使わない」と感じたカードは、正しく解約することでトラブルも防げて気持ちもスッキリします。
■ 本記事のおさらい
- 解約前にチェックすべき5つのポイント:
- 未使用のポイントは残っていないか
- 年会費のタイミングは大丈夫か
- 引き落とし設定が残っていないか
- クレヒスに影響は?
- 付帯カードもまとめて確認
■ 最後にひとこと
クレジットカードの解約は、「信用をなくす」行動ではなく、
「信用を見直す」行動です。
使わないカードに年会費を払うより、本当に必要な1〜2枚に絞って活用する方が、信用情報も生活もスマートになります。
クレジットカードを上手に管理して、安心・安全なキャッシュレス生活を送りましょう!
解約後の1枚に|迷ったら楽天カードがおすすめ(PR)
使っていないクレジットカードを解約したら、
本当に使いやすい1枚だけを残すのがおすすめです。
■ 楽天カードのおすすめポイント
- 年会費:永年無料
- 還元率:通常1.0%〜(楽天市場ならさらに高還元)
- ブランド:Visa/Mastercard/JCB/AMEXから選べる
- 楽天ポイントがどんどん貯まる&使いやすい
- Webやアプリで管理しやすく、初心者にも安心
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