楽天モバイル×楽天カードで最大1,100円相当の“ギガ割”開始!損しないための注意点とは?

楽天モバイルと楽天カードの「ギガ割」開始を知らせる赤背景のプロモーション画像。自然な表情の日本人女性と、「損しないための注意点は?」という吹き出しが配置された横長のアイキャッチ画像
目次

はじめに

2025年7月から、楽天モバイルと楽天カード(年会費あり)を組み合わせることで、最大1,100円相当の“ギガ割”特典が受けられるキャンペーンがスタートしました。

一見すると「毎月1,100円引きになるの?」と思ってしまいがちですが、実はこの特典、“料金が割引される”のではなく、“使用ギガ数が差し引かれる”仕組みになっています。

つまり、楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードを持っているだけで自動的に料金が安くなるわけではなく、「通信量がどれだけかによって、恩恵の大きさがまったく変わる」のです。

たとえば私のように、楽天モバイルで月100GB近く使っているヘビーユーザーの場合、ギガが10GB差し引かれても結局のところ上限料金の3,278円に達するため、請求額は変わりません

この記事では、

  • ギガ割って実際どういう仕組み?
  • 対象カードはどれ?
  • 誰が得して、誰が恩恵を受けにくいのか?

といった点を、誤解のないよう丁寧に解説していきます。

楽天経済圏を活用している方、プレミアムカードを検討中の方は、ぜひ読み進めてみてください。

第1章:キャンペーンの全体像|“ギガ割”の正体とは?

今回のキャンペーンは、楽天モバイルと楽天カード(年会費あり)を組み合わせることで、
楽天モバイルの「データ利用量」が毎月最大10GBまで差し引かれるという内容です。

▼ 特典の中身は「金額割引」ではなく「ギガの差し引き」

まず大前提として、請求額がそのまま1,100円引きになるわけではありません。

実際に行われるのは、

「楽天モバイルで使ったギガの一部を、クーポンで消費扱いにして請求対象から外す」

という処理です。これにより、結果として料金が下がる可能性があるという仕組みです。


▼ 対象となるカードと割引内容

カードギガ差し引き量最大金額相当(目安)
楽天プレミアムカード毎月5GB約1,100円相当
楽天ブラックカード毎月10GB約1,100円相当

※対象となるのは「本会員のみ」。家族カードは対象外です。


▼ 対象となる料金プラン

  • 楽天モバイル「Rakuten最強プラン」
  • 「最強プラン(データタイプ)」も対象
  • データ利用量に応じて、月額最大3,278円(税込)まで変動する段階制

▼ 開始時期と適用の流れ

  • キャンペーン開始日:2025年7月1日
  • 楽天カードのプレミアムプログラムにエントリーが必要(※自動適用ではない)
  • クーポンは毎月発行され、受け取り・登録をしないと適用されない

このように、「最大1,100円引き」と表現されるこのキャンペーンは、
あくまで“ギガが差し引かれることで料金が安くなる可能性がある”という仕組みなのです。

第2章:プレミアムorブラック、どっちが得か?

今回の“ギガ割”特典では、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードの両方が対象ですが、
実際のところ、どちらを選ぶのが「お得」なのでしょうか?


▼ 年会費の差を整理

カード年会費(税込)ギガ差し引き実質価値(上限)
楽天プレミアムカード11,000円月5GB分最大1,100円相当/月(年13,200円分)
楽天ブラックカード33,000円月10GB分最大1,100円相当/月(年13,200円分)

→ ギガ差し引きによる実質的な恩恵は両者同じであるため、この特典に限ればプレミアムカードの方がコスパは圧倒的に高いです。


▼ 楽天ブラックカードは“おまけ”と考えるのが現実的

楽天ブラックカードは「招待制」であり、ステータスやトラベル特典などが充実しています。
ただし、この“ギガ割”だけを目的にするのであれば、プレミアムカードで十分というのが実情です。

👉 楽天ブラックカード取得のリアル|条件・年会費・体験談ぜんぶぶっちゃける


▼ 月100GB以上使うユーザーにとってのリアルな話

たとえば私のように、楽天モバイルで月100GBほど使うユーザーは、
すでに月額料金の上限である3,278円(税込)に達しています。

この場合、たとえ10GBが差し引かれても、最終的な請求額はまったく変わりません

つまり、ギガが差し引かれても「請求額が変わらない」=実質的な恩恵なしとなるのです。


この特典が「お得に感じられるかどうか」は、
毎月どのくらいのギガを使っているかによって大きく変わってくるのです。

第3章:申し込み〜クーポン適用の手順

この“ギガ割”特典は、楽天プレミアムカード・ブラックカードを持っていれば自動で適用されるわけではありません。
必ずエントリー・クーポン受け取り・設定という3ステップが必要です。


✅ 手順①:楽天カードプレミアムプログラムにエントリー

まず、楽天カード会員専用ページから「楽天カードプレミアムプログラム」へのエントリーを行います。

  • 楽天e-NAVIまたは楽天カードアプリから手続き可能
  • 年会費カード(プレミアム/ブラック)保有者のみが対象

※エントリーしないとギガ割特典は受け取れません。


✅ 手順②:ギガ割クーポンを毎月受け取る

楽天e-NAVIでのエントリー後、毎月クーポンを受け取る操作が必要です。
クーポンは毎月発行され、期限内に受け取らないと無効になります。

  • クーポン内容:5GBまたは10GB分(カード種別による)
  • 受け取り期限:発行月の末日までが基本(※要確認)

✅ 手順③:楽天モバイルアプリでクーポンを登録・適用

受け取ったクーポンは、楽天モバイルアプリ内で登録・適用する必要があります。

  • 適用されたクーポン分は「今月の利用ギガ数」から自動で減算される
  • クーポン適用により、ギガ利用量が減る → 請求額が減る可能性あり

⚠️ 注意:忘れると損!

  • クーポンは自動適用ではなく、毎月操作が必要
  • エントリー・受け取り・適用の3ステップを毎月やる前提で利用すべき

この仕組みを知らずに放置していると、「持ってるのに割引されてない!」という状態になりかねません。

第4章:注意すべきポイント|思わぬ落とし穴に注意!

ギガ割特典は魅力的なキャンペーンではありますが、事前に知っておかないと損をする可能性があるポイントがいくつかあります。ここではその注意点をまとめておきます。


⚠️ 1. 請求額が割引されるわけではない

「1,100円引き」と聞くと請求金額がその分下がると思いがちですが、実際は使ったギガが差し引かれるだけです。

たとえば:

  • 月に20GB使った → クーポンで10GB差し引かれる → 10GB相当分の請求へ
  • しかし、すでに3,278円(上限)に達していれば、何も変わらない

つまり、使い方次第では「割引されない人」もいるのです。


⚠️ 2. 楽天カード会員なら誰でも対象というわけではない

対象は以下の2点を満たす人のみ:

  • 年会費ありの楽天プレミアムカードまたは楽天ブラックカードの「本会員」であること
  • 楽天モバイル「最強プラン」「最強プラン(データタイプ)」を契約中であること

※一般カード(年会費無料)は対象外
※家族カードも対象外


⚠️ 3. クーポンは毎月手動で受け取り・適用が必要

自動で適用されるわけではなく、e-NAVIや楽天モバイルアプリでの操作が毎月必要です。
受け取り忘れ・適用忘れがあると、その月の割引は失効します。


⚠️ 4. 1契約者につき1回線のみ適用

たとえば家族で楽天モバイルを契約していても、ギガ割が適用されるのは本会員1名義につき1回線までです。


このように、一見お得に見える特典でも、正しい理解と運用があって初めて意味があることを忘れずに活用しましょう。

第5章:この特典を最大限活用できる人は?

“ギガ割”特典は、誰にとっても平等に「お得」になるわけではありません。
実際には、使い方や通信量、保有しているカードの種類によって恩恵の大きさが大きく変わってきます。

ここでは、この特典を「最大限活かせる人」と「あまり意味がない人」の違いを整理しておきます。


✅ 得する人の特徴

  • 毎月の通信量が10GB未満〜30GB程度の人
     → クーポンによるギガ差し引きが、そのまま料金軽減につながる
  • 楽天プレミアムカードをすでに保有している人
     → 年会費の元が取れる計算(5GB分×12ヶ月=13,200円相当)
  • 家族カードではなく本会員で、1人でモバイル回線を契約している人
     → 条件を満たせる可能性が高い
  • 毎月忘れずにクーポンを受け取って適用できる人
     → 運用面の手間を惜しまないタイプに向いている

❌ あまり恩恵がない人の特徴

  • すでに毎月3,278円の上限まで利用している人(例:100GB超のヘビーユーザー)
     → ギガが差し引かれても、料金は変わらない
  • 年会費カードを持っていない or 無料カードしか使っていない人
     → そもそも対象外
  • 家族カード利用者・複数回線契約者
     → ギガ割の対象から外れる可能性あり
  • 毎月のクーポン操作が面倒に感じる人
     → 活用できずに失効してしまう可能性が高い

この特典は「正しく理解していればかなり使える」仕組みですが、
自分の使い方や条件に合っていなければ、過剰な期待は禁物です。

まとめ:ギガ割特典は“使い方次第”でお得にも無意味にもなる

楽天モバイルと楽天カード(年会費あり)を組み合わせた「ギガ割特典」は、
一見すると「1,100円引きで毎月お得!」と思いがちですが、その実態は“使用ギガ数の差し引き”による間接的な割引です。


✅ 要点を振り返ると…

  • プレミアムカードは毎月5GB、ブラックカードは10GB分のクーポンが発行される
  • 毎月手動で受け取り・適用が必要(自動ではない)
  • すでに3,278円上限に達している人は請求額が変わらない=実質恩恵なし
  • 通信量が中程度の人にとっては、年会費の元が取れるほどお得になる可能性あり

「割引」という言葉だけで飛びつくのではなく、
自分の通信量と使い方に照らし合わせて、この特典が本当に役立つのかを見極めることが重要です。

すでに対象カードを持っている人はもちろん、これからカードを作ろうとしている方も、
まずは自分にとって「意味のある特典かどうか」を確認してから活用していきましょう。

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今回のギガ割特典に限らず、楽天モバイルはもともと「ヘビーユーザー向けに圧倒的にコスパが良い」通信サービスです。


✅ 楽天モバイルの魅力ポイント

  • 月3,278円(税込)でデータ使い放題(国内)
  • 楽天リンクアプリ経由で通話も無料
  • 最強プランでau回線にも自動接続 → 通信の安定性が格段にアップ
  • 楽天ポイントが月々の支払いに使える/貯まる

私自身、毎月100GB以上の通信量を使っていますが、
楽天モバイルなら一律3,278円(税込)で済むため、他社では到底実現できないコスト感です。

ギガ割特典が適用されれば、中〜ライトユーザーにはさらなる節約チャンスとなり、
ヘビーユーザーにとっても、「楽天経済圏との連携」や「他の特典との併用」でさらにメリットを感じられるはずです。


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この記事を書いた人

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