はじめに|確定申告、まだ手入力でやってますか?

副業を始めたばかりの人や、ひとりで事業をやっている方にとって、
毎年やってくる“確定申告”は大きなプレッシャーではないでしょうか。
領収書を集めて、エクセルで打ち込んで、勘定科目に迷って、
「これ本当に合ってるの?」と不安になりながら提出する…
そんな経験、ありませんか?
実はそれ、クレジットカードと会計ソフトを連携するだけで、ほぼ解決できます。
たとえば――
- クレカの利用明細が自動で取り込まれる
- 仕訳がAIで自動分類される
- 帳簿が自動生成され、提出用のデータまで整う
確定申告の手間を大幅に削減できる仕組みが、今では誰でも簡単に使える時代です。
この記事では、
- 会計ソフトとクレジットカードを連携するメリット
- 実際の使い方(マネーフォワードクラウド・freee対応)
- 注意点や失敗しないためのコツ
などを、初心者にもわかりやすく解説していきます。
「手書きやエクセルで消耗してる場合じゃない」
そんな思いを込めて、お届けします。
どうして確定申告がラクになるの?仕組みを解説

クレジットカードと会計ソフトを連携すると、確定申告に必要な情報の多くが自動で集まるようになります。
ここでは、その仕組みを2つの視点から解説します。
クレジットカードの明細がそのまま“仕訳”になる
クレジットカードを使って経費を支払うと、
利用明細が会計ソフトに自動で取り込まれます。
たとえば「Amazonで3,980円の備品を購入した」といった情報が、
日付・金額・利用先ごとに自動で仕訳データに変換され、
帳簿の1行としてそのまま反映されるというイメージです。
手入力なし。転記ミスなし。
レシートを集める必要すらありません。
帳簿もレポートもワンクリックで完成
自動で取り込まれたデータは、
そのまま仕訳帳・総勘定元帳・試算表・確定申告用書類へと展開できます。
グラフ表示や科目別集計もワンクリック。
経理知識ゼロでも「税理士に提出できるデータ」がいつの間にか完成している状態になります。
この仕組みを使うだけで、確定申告のストレスは本当に激減します。
対応している会計ソフトは?

クレジットカードと連携できる会計ソフトは複数ありますが、
副業や個人事業主にとって使いやすく、確定申告に強いのは次の3つです。
マネーフォワード クラウド会計
- 銀行・クレカ・電子マネー・請求書・給与などとの連携範囲が広い
- スマホアプリも充実していて、移動中の確認や操作もスムーズ
- 確定申告書類の自動作成や電子申告にも対応
初心者でも使いやすく、副業〜小規模法人まで幅広く対応できる定番ソフトです。
会計freee(フリー)
- 直感的なUI(ユーザーインターフェース)が特徴
- 銀行口座・クレカ・レシート読み取りまで網羅
- 「やることリスト」形式で、確定申告までの道筋をガイドしてくれる
税務の知識がない人でも“流れに沿って処理できる”工夫が豊富です。
弥生会計 オンライン
- 会計ソフトの老舗「弥生シリーズ」のクラウド版
- カード連携・レポート機能あり
- インストール型からの乗り換えもスムーズ
パソコンに強い人や「弥生が馴染みある」という方にはこちらも選択肢。
どのソフトも無料トライアルがあります。
迷ったら「マネーフォワードクラウド」か「freee」をまず使ってみるのがおすすめです。
連携するメリット3選

会計ソフトとクレジットカードを連携することで得られるメリットは数多くありますが、
その中でも特に大きな恩恵を感じやすいのが以下の3つです。
① 確定申告が“ラクになる”どころか“終わってる”状態になる
クレカで支払った明細が自動で取り込まれて仕訳に変換されるため、
「気づいたら帳簿ができていた」という状態をつくることができます。
申告の時期にあわててレシートを探したり、科目に悩んだりする必要はもうありません。
② ミスが減って、自信を持って提出できる
人の手で入力するよりも、
会計ソフト+クレカ明細の方が圧倒的にミスが少ないのが現実です。
仕訳の二重入力・桁間違い・見落とし…
そうしたヒューマンエラーを防げることで、申告ミスのリスクも減少します。
③ お金の流れが“数字で見える”ようになる
会計ソフトは、収入・支出・経費の構成比などをグラフやレポートで可視化してくれます。
これにより、「なんとなく黒字」から「どこで黒字になっているかが見える」へとレベルアップ。
本業・副業を問わず、経営判断にもつながる重要なメリットです。
マネーフォワードとfreeeの連携方法を簡単に解説

ここでは、副業・個人事業主に人気の会計ソフト「マネーフォワードクラウド」と「会計freee」について、
クレジットカード連携の基本的な流れを簡潔に紹介します。
マネーフォワードクラウドでの連携手順
- 会計ソフトにログイン
- 「金融機関連携」または「口座・カードの登録」から自分のクレジットカードを選択
- ログイン情報を入力して連携完了
- 明細が自動で取り込まれ、仕訳候補として表示される
- カテゴリ(科目)や摘要を確認して、必要があれば修正・登録
→ 一度設定してしまえば、次回からは自動で取り込みが行われます。
会計freeeでの連携手順
- freeeにログインし、ダッシュボードの「口座」からクレカを追加
- 連携可能なカード会社を検索し、ログイン情報を入力
- 利用明細が自動で取得され、「自動で経理」機能で仕訳候補が表示される
- 内容を確認し、ワンクリックで登録
→ freeeはUIがやさしく、「次に何をすればいいか」がわかりやすく設計されています。
どちらのソフトも、連携そのものは10分もかからず完了します。
一度設定しておけば、あとは“自動仕訳”があなたの確定申告を下支えしてくれます。
注意点もあるけど、使わない理由はない

会計ソフトとクレジットカードの連携は非常に便利ですが、
いくつか注意しておきたいポイントもあります。
全てのカードが対応しているとは限らない
楽天カードや三井住友カードなど大手はほとんど対応していますが、
一部の法人カードや提携カードは連携できない場合もあります。
事前に「使用中のカードが会計ソフトに対応しているか」を確認しておきましょう。
セキュリティの都合でAPI連携しにくいカードがある
最近では、セキュリティ強化のためにカード明細へのアクセス方法を厳しく制限している会社もあります。
この場合、APIを通じた自動連携ができず、手動でデータを入力する必要が出てくることも。
代表的な例として、dカード(NTTドコモ)は、セキュリティの都合でマネーフォワードやfreeeとの連携がうまくいかないケースが報告されています。
個人用カードと事業用カードを分けておくべき
連携するとカードの全明細が取り込まれるため、
プライベートな支出が仕訳対象になると、後の処理が大変です。
経費管理の精度と効率を保つためにも、事業専用カードを1枚用意しておくのが理想です。
明細の反映にラグがあることも
カード会社によっては、利用から2〜3日後に反映されることがあります。
リアルタイムでの帳簿反映ではない点は理解しておきましょう。
とはいえ、これらの注意点を上回るメリットが圧倒的です。
確定申告や日々の経費管理を“仕組み化”できるこの方法を使わない理由は、正直見当たりません。
まとめ|確定申告の不安は“連携”で消える!

副業や個人事業を始めたばかりの頃、
「帳簿ってどうやってつけるの?」「確定申告が怖い…」
そんな不安を抱える人は本当に多いです。
でも今は、クレジットカードと会計ソフトをつなぐだけで、帳簿づくりも申告準備も、ほぼ自動で整う時代。
- 領収書を手入力する必要なし
- 毎月の経費が仕訳済みで記録される
- 提出書類もワンクリックで完成できる
しかも、マネーフォワードやfreeeのような人気ソフトは、初心者でも使いやすく作られています。
もちろん注意点はありますが、しっかり確認して使えば、
「経理の不安」が「仕組みで整う安心」に変わります。
会計ソフト×クレジットカードの連携は、副業・フリーランスにとって“最強の相棒”になります。
「まだ連携してない…」という方は、ぜひこの記事をきっかけに、今日から始めてみてください。
会計ソフトと相性の良い1枚なら、楽天カード
会計ソフトとクレジットカードの連携を考えるなら、
連携しやすく・ポイントも貯まりやすく・年会費もかからない楽天カードが非常におすすめです。
実際、マネーフォワードやfreeeでも楽天カードはしっかり対応しており、
明細の自動取り込みができるので、仕訳の効率化にもぴったり。
さらに、楽天市場・楽天ペイ・楽天モバイルなどとの相性も抜群なので、
事業用の支出を一本化しながら、ポイント還元も狙えるのが魅力です。
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