はじめに

楽天市場や楽天トラベルなど、さまざまな場面で活躍する「楽天カード」。
年会費無料でポイント還元率も高く、多くの人にとって“メインカード”のひとつになっているはずです。
そんな楽天カードですが、
「2枚目って作れるの?」
「ゴールドやプレミアムカードも一緒に持てるの?」
といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、楽天カードを複数枚持つことができるのか?という基本情報から、
複数枚持ちのメリット・デメリット、活用法や注意点まで、初心者にもわかりやすく解説していきます。
楽天経済圏をさらに有利に活用するためにも、ぜひ最後までチェックしてみてください。
第1章:楽天カードは何枚まで持てる?基本ルールを確認

まず結論から言うと、楽天カードは最大2枚まで所持可能です。
楽天カードでは、以下のようなブランドや種類の異なるカードを2枚まで作ることが認められています。
■ 楽天カードの2枚持ちOKな組み合わせ例
- 楽天カード(Visa)+楽天ゴールドカード(Mastercard)
- 楽天カード(JCB)+楽天プレミアムカード(Visa)
- 楽天PINKカード(JCB)+楽天カード(Mastercard)
※ブランド(Visa・Mastercard・JCB)やカードの種類(一般・ゴールド・プレミアムなど)が異なっていればOK
ただし、まったく同じ種類・ブランドのカードを2枚持つことはできません。
■ 家族カード・ETCカードは除外
ここでの「2枚持ち」とは本人名義のクレジットカードに限られます。
家族カードやETCカードはカウントされないため、メインカード+サブカード+家族カード+ETCカードという組み合わせも可能です。
■ 2枚目を申し込む条件
楽天カードの2枚目を申し込むには、1枚目の利用実績や信用情報が一定の基準を満たしていることが必要です。
基本的に問題なく利用していれば、2枚目の発行審査も通りやすいとされています。
楽天カードは「1枚しか持てない」と思っていた方にとっては意外かもしれませんが、
実際には戦略的に使い分けることで、より便利に・お得になる可能性があります。
次章では、楽天カードを2枚持つことで得られる主なメリットについて解説していきます。
第2章:複数枚持つとどうなる?楽天カードのメリット3選

楽天カードを2枚持つことで得られるメリットは、単なる予備カードにとどまりません。
使い分けによるポイント効率の最大化や、支出管理のしやすさなど、実はさまざまな利点があります。
ここでは、楽天カードを複数枚持つことで得られる代表的なメリットを3つご紹介します。
1. 用途ごとの使い分けができる
1枚目は日常の支払い用、2枚目はネット通販専用など、用途ごとにカードを分けることで支出管理がラクになります。
たとえば、以下のような使い分けが可能です:
- 食費・生活費:楽天カード(一般)
- 楽天市場・ふるさと納税:楽天プレミアムカード
2. ブランドや特典の違いを活用できる
楽天カードにはVisa、Mastercard、JCBといった国際ブランドがあります。
2枚持ちをすることで、加盟店の違いや海外利用の幅を広げることが可能になります。
また、楽天プレミアムカードには空港ラウンジ特典や旅行保険が付帯しているため、ライフスタイルに応じて特典を使い分けることもできます。
コストコってVISAやJCB使えないんですよ!!!Mastercardのみなのでそんなときに2枚目のカード役に立ちます。
3. 利用枠は共有されるが、予備カードとして使える安心感
楽天カードを2枚持っていても、利用可能額は基本的に共有されています。
つまり、1枚目で使った金額は2枚目の利用枠にも影響します。
とはいえ、カードが一時的に使えない場面(磁気不良・紛失・一時停止など)で、もう1枚のカードが使えることで支払いが止まらないという安心感があります。
「別口の限度額がもらえるわけではない」ことは覚えておきましょう。
このように、楽天カードの2枚持ちは戦略的な使い方によって、よりお得で便利な支払い環境を実現できる選択肢となります。
次章では、実際に複数枚を活用している人たちの具体的な使い方をご紹介していきます。
第3章:楽天カードを複数持つ人の具体的な活用例

楽天カードを2枚持つメリットは理解できたけど、
「実際どんなふうに使い分けているの?」と疑問に思う方も多いはず。
ここでは、楽天カードを複数枚活用しているユーザーのよくある使い方パターンをご紹介します。
■ 例1:楽天市場とリアル店舗で使い分け
- 【1枚目】楽天プレミアムカード(Visa):楽天市場での買い物専用
- 【2枚目】楽天カード(JCB):コンビニ・スーパー・飲食店など、街中での支払い用
楽天市場の買い物では、楽天プレミアムカードによるSPU倍率アップ(+4倍)が狙えます。
管理が楽になるというのもメリットの一つになります。
■ 例2:生活費と事業費の支払いを分ける(おすすめ)
- 【1枚目】楽天カード(Mastercard):日用品・生活費用
- 【2枚目】楽天カード(Visa):副業やフリーランス事業用の経費支払い
用途を明確に分けておくことで、家計簿管理や確定申告もスムーズになります。
「どっちにいくら使ったか」がカード明細でひと目で分かるのは大きなメリットです。
■ 例3:楽天ポイント投資と通常利用を分離
- 【1枚目】楽天カード(Visa):普段の買い物・公共料金など
- 【2枚目】楽天カード(JCB):楽天証券連携専用(ポイント投資のSPU対象)
楽天証券との連携によって、毎月500円分のポイント投資で+0.5倍のSPU対象になります。
投資専用のカードを分けておくことで、誤って日常の支払いに使う心配もありません。
このように、楽天カードを2枚持つことでシーン別・目的別に最適な使い方が可能になります。
無理なく活用することで、ポイント獲得効率や管理のしやすさがグッと上がります。
次章では、実際にどんな組み合わせのカードが作れるのかを詳しく見ていきましょう。
第4章:実際に作れるカードの組み合わせは?

楽天カードを2枚持てるとはいえ、どんなカードでも自由に組み合わせられるわけではありません。
ここでは、楽天カードの種類・ブランドごとの組み合わせルールを確認しておきましょう。
■ 複数持ちできる基本条件
楽天カードを2枚持つには、以下の2つの条件を満たす必要があります。
- カードの種類が異なる(一般・ゴールド・プレミアムなど)
- 国際ブランド(Visa/Mastercard/JCB)が異なる
同じ種類&同じブランドのカードは作れません。
■ よくある組み合わせ例
1枚目のカード | 2枚目のカード | 備考 |
---|---|---|
楽天カード(Visa) | 楽天ゴールドカード(Mastercard) | OK |
楽天カード(JCB) | 楽天プレミアムカード(Visa) | OK |
楽天カード(Visa) | 楽天カード(Visa) | NG(同一カードのため不可) |
楽天PINKカード(JCB) | 楽天カード(Mastercard) | OK |
同じ楽天カードでも、ブランドが違えば2枚目として申込みが可能です。
また、楽天PINKカード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードなどの上位カードも対象に含まれます。
■ 申し込み画面でエラーが出る場合
2枚目のカードを申し込もうとして「すでにお持ちのカードがあるため申込みできません」と表示される場合、
その組み合わせはルール上NGか、審査のタイミングによるものです。
この場合は、以下のような対処が必要です。
- ブランドや種類を変更して再申し込み
- 時間を置いてから改めて申し込み
- カスタマーサポートに問い合わせ
次章では、楽天カードを複数持つ際に知っておきたい注意点やデメリットを詳しく解説していきます。
第5章:注意!複数枚発行時のデメリット・リスクとは?

楽天カードを2枚持つことには多くのメリットがありますが、注意点やデメリットも理解しておく必要があります。
ここでは、実際に複数枚持ちを検討する前に押さえておきたいリスクをまとめます。
■ 利用可能額は共有される
楽天カードの2枚持ちは、利用限度額が共通で設定されるのが基本です。
つまり、1枚でたくさん使えば、もう1枚の利用枠も同時に減るということ。
「カードが2枚ある=枠も2倍になる」と誤解しないよう注意しましょう。
■ 請求が2つに分かれることで混乱しやすい
2枚のカードを用途別に使い分けていても、請求日や引き落とし口座がバラバラになる可能性があります。
明細管理や口座残高の確認が面倒になる場合があるため、口座を1つにまとめる・家計簿アプリと連携するなどの工夫が必要です。
■ 審査が通らないこともある
楽天カードの2枚目を申し込んでも、利用履歴や信用情報によっては審査に通らない場合もあります。
特に、直近でカードを増やしている人や、支払い遅延があった人は注意が必要です。
■ 紛失・不正利用時の管理が煩雑になる
カードが増えることで、紛失・盗難・不正利用のリスクも2倍になります。
利用通知メールや利用明細のチェックは、これまで以上にしっかり行うことが大切です。
これらのリスクを理解したうえで、「それでも2枚持ちが自分にとって便利かどうか」を判断するのがポイントです。
次章では、楽天カードを2枚目として追加で作る手順をわかりやすく解説していきます。
第6章:楽天カードを追加で作りたい時の手順

楽天カードをすでに1枚持っていても、条件を満たせば2枚目を追加で発行することが可能です。
ここでは、楽天カードを2枚目として作る際の具体的な流れをご紹介します。
■ STEP1:現在のカード情報とブランドを確認
まずは、自分が持っている楽天カードのカード種類と国際ブランド(Visa/Mastercard/JCB)を確認しましょう。
同じブランド・同じ種類のカードは2枚目として申し込めません。
■ STEP2:2枚目に希望するカードの種類とブランドを選ぶ
次に、自分の目的に合ったカードを選びましょう。
- より高還元を狙いたい → 楽天プレミアムカード
- 女性向けサービスを使いたい → 楽天PINKカード
- ブランドを分けたい → JCB/Visa/Mastercardで選択
例:1枚目が楽天カード(Visa)なら、2枚目に楽天ゴールドカード(Mastercard)などがOK。
■ STEP3:公式サイトから新規申し込みを行う
楽天カードの公式サイトから、通常と同じ手順で新規申込を行います。
申込フォームに進み、必要情報を入力するだけで完了です。
すでに楽天会員である場合は、ログインして申請がスムーズになります。
■ STEP4:審査・発行・受け取り
2枚目の申し込みも審査の対象になります。
通常1週間前後で審査結果が届き、問題なければその後カードが郵送で届きます。
楽天カードの追加発行はとてもシンプルですが、同じブランド・同じ種類のカードは申し込めない点だけは要注意です。
第7章:楽天カードを2枚持つ最大の理由は「支出の見える化」

楽天カードを2枚持つ一番のメリットは、支出管理が圧倒的にラクになることです。
日常生活の中では、プライベートの買い物・仕事関係の経費・ネットショッピング・リアル店舗での支払いなど、
さまざまな用途でクレジットカードを使い分ける機会があります。
そんなとき、カードを1枚にまとめてしまうと、
- 何にいくら使ったのか把握しづらい
- 経費と私用の境界が曖昧になる
- 家計簿アプリでも分類が面倒になる
といった悩みが発生します。
■ 2枚に分ければ、自然と支出の整理ができる
たとえば次のようにカードを分けて使うだけで、支払い内容が一目瞭然になります。
- 【1枚目】プライベート用(生活費・趣味・旅行)
- 【2枚目】仕事・副業用(経費・商材購入・Webサービス利用)
明細も分かれるので、あとから振り返る時も非常にラクです。
■ 家計簿アプリや確定申告との相性も◎
楽天カードは多くの家計簿アプリ・会計ソフトと連携できるため、
2枚持っておけば自動で分類・仕訳される仕組みをつくることも可能です。
- Money Forward me
- Zaim
- freee
- 弥生会計 など
楽天カード2枚持ちは、「ポイントを貯めるため」ではなく、お金の流れを整理するための手段として非常に有効です。
まとめ:楽天カードは“使い分け”でこそ真価を発揮する

楽天カードは、条件を満たせば2枚まで発行可能です。
ブランドや種類を変えることで、楽天プレミアムカードや楽天PINKカードなど、自分に合った組み合わせが選べます。
中でも最大のメリットは、「支出の整理がしやすくなること」です。
- プライベート用と仕事用に分けて明細を見やすくする
- 楽天市場とリアル店舗で使い分ける
- 家計簿アプリや会計ソフトと連携して、自動で管理を効率化する
こうした使い方をすれば、毎月の支払い内容がクリアになり、無駄遣いや見落としを防ぐことにもつながります。
「支払いを一本化してラクにする」
ではなく、
「あえて分けることで、見える化する」
それが楽天カード2枚持ちの本当の価値です。
複数枚持ちを上手に活用して、自分らしいお金の管理スタイルをつくっていきましょう。
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