はじめに

「大学に入ったし、そろそろクレジットカードが欲しい」
「ネットで買い物したいけど、親のカードばかり使ってて不便…」
そんなふうに思っている学生さん、多いのではないでしょうか。
実は、未成年や学生でも条件を満たせばクレジットカードを作ることは可能です。
ただし、年齢や在学状況によっては「親の同意が必要」「審査が厳しくなる」などのハードルもあります。
この記事では、
- 未成年や学生でもクレジットカードが作れる条件
- 年齢・属性別の注意点
- 親の同意の有無やその出し方
- おすすめのカードや安全な使い方
まで、クレジットカード初心者の方向けにやさしく解説します。
「学生だから…」と諦める前に、正しい知識を身につけて、
自分に合った“最初の1枚”を見つけましょう。
第1章:未成年・学生でもクレジットカードは作れる?

「学生だから作れない」「未成年だと無理そう」と思っていませんか?
確かにクレジットカードの発行には一定の条件がありますが、18歳以上(高校生除く)であれば申し込み可能なカードは意外と多いです。
■ 高校生は基本的に不可
- 例外を除き、高校在学中はクレジットカードを作ることはできません
- デビットカードやプリペイドカードで代用するのが現実的です
■ 18歳以上の大学生・専門学生ならチャンスあり
- 18歳以上(高校卒業済み)であれば、学生専用カードなどを申し込むことが可能
- 未成年(18〜19歳)の場合は、原則として親権者の同意が必要
■ 学生向けカードは「審査がやさしめ」に設計されている
- アルバイト収入が少額でもOK
- 限度額は低めに設定されており、“初めての1枚”として安心設計
「学生だから無理」と決めつけず、条件を満たしていれば十分チャンスがあります。
次章では、年齢や属性(未成年・成人・アルバイトの有無など)ごとに異なる作り方や注意点を詳しく見ていきましょう。
第2章:年齢別・属性別に見るクレジットカードの作り方

クレジットカードを作れるかどうかは、年齢・学生区分・収入の有無などによって条件が異なります。
ここでは、ケース別にわかりやすく整理してみましょう。
■ 18歳未満(高校生含む)
- 原則としてクレジットカードは作れません
- 必要な場合は、以下の代替手段が現実的:
- 家族カード(親のカードに付帯する形)
- デビットカード/プリペイドカード
■ 18〜19歳の未成年(大学生・専門学生など)
- 条件:親権者(保護者)の同意が必要
- 学生専用カードの審査は比較的やさしい
- 収入がなくても申込可能なケースあり(バイトは加点要素)
■ 20歳以上の学生(成人)
- 原則として親の同意なしで申し込み可能
- カード会社によっては、収入の有無を問われる場合も
- アルバイトをしていると、よりスムーズに審査が通りやすい
■ 専業学生とアルバイト学生の違い
項目 | 専業学生 | アルバイト学生 |
---|---|---|
審査の柔軟性 | やや低め | やや高め |
限度額の期待値 | 低い | やや高め |
申込時の収入欄記入 | なしでも可 | 記入推奨 |
学生という立場でも、年齢と収入状況によって申し込みのしやすさは変わります。
次章では、親の同意が必要なケースとその出し方、同意がもらえない場合の対策について解説します。
第3章:親の同意ってどうやって出すの?同意がもらえないときは?

18〜19歳の未成年がクレジットカードを申し込むには、
原則として親権者(保護者)の同意が必要です。
では、その「同意」は実際どのように出すのでしょうか?
■ 親の同意の方法はカード会社によって異なる
多くの場合、以下のいずれかの方法で同意を確認します:
- 申込画面で「同意を得た」にチェックを入れる方式
- 後日、カード会社から保護者へ電話確認が入るケース
- 書面による同意書の提出を求められるパターン
同意確認の有無や形式は、申し込むカード会社・発行ブランドによって異なります。
■ 同意がもらえない場合の代替策
「親がクレカに反対している」「同意してくれない」場合には、以下の方法を検討しましょう。
- 家族カードを発行してもらう
→ 親が本会員になっていれば、学生本人名義のカードを追加発行できる - デビットカードを利用する
→ 銀行口座から即時引き落とし、審査不要・年齢制限も緩やか - プリペイドカードで代用する
→ チャージ式でネットショッピングにも使える
■ 無断で申し込むのはNG!
親の同意がないまま申し込みをして、
後から発覚するとカードが無効化される/審査履歴が残る/信頼を失うなどのリスクがあります。
自分の信用を守るためにも、正しい手続きを踏むことが大切です。
次章では、学生がクレジットカードを持つことで得られるメリットと、絶対に押さえておきたい注意点を紹介します。
第4章:学生がクレジットカードを持つメリットと注意点

「まだ学生だからクレジットカードはいらない」と思っていませんか?
実は、学生のうちからクレカを正しく使うことで得られるメリットも多くあります。
一方で、使い方を間違えるとトラブルにもなりやすいため注意も必要です。
■ 学生がクレジットカードを持つメリット
- ネットショッピングや定期支払いがスムーズに
→ スマホ代・サブスク・交通費などもカードで管理できる - クレヒス(信用情報)を積み上げられる
→ 将来のローン審査などで有利になることも - ポイントが貯まりやすく、節約につながる
→ 楽天やAmazonなどで日常的に使える - 現金を持ち歩かなくてもキャッシュレスで完結
→ セキュリティ・利便性の両面で安心
■ 注意点1:使いすぎに注意!
- お金を使った感覚が薄れやすく、限度額まで使ってしまう学生も多い
- 「翌月払えるか」を常に意識して使う習慣が重要
■ 注意点2:リボ払い・分割払いの設定を確認!
- 初期設定で自動リボ払いになっているケースもある
- 毎月少額の返済でも、長期になると利息で損をする可能性も
■ 注意点3:支払い遅延は絶対NG!
- 延滞や未払いは、信用情報に傷がつく=今後の金融審査に不利
- 学生のうちから“返済意識”をしっかり持っておくことが重要
学生でも、クレジットカードは「金銭感覚を育てる教材」になります。
小さな金額からでも“自分で責任を持って使う”ことを意識しましょう。
次章では、実際に学生でも作りやすく、使いやすいおすすめのクレジットカードをご紹介します。
第5章:学生におすすめのクレジットカード3選(PR)

ここでは、「初めての1枚」として安心して使える、
学生にも人気のクレジットカードを厳選して3枚ご紹介します。
① 楽天カード(年会費無料・高還元)
- 年会費:永年無料
- 還元率:通常1.0%、楽天市場で最大+3倍(SPU対象)
- ブランド:Visa/Mastercard/JCB/AMEX
- 学生からの人気も高く、ネットショッピングとの相性が抜群
- リボ払いの初期設定はオフにできる
「はじめてのクレジットカード」として、迷ったらこれ一択でも問題なし。
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② JCB CARD W(18歳〜39歳限定)
- 年会費:無料(39歳以下で申し込みが条件)
- 還元率:常時ポイント2倍(Oki Dokiポイント)
- ブランド:JCB(国内利用がメイン)
- Amazonやセブンイレブンで高還元
- 学生専用の安心設計あり
ポイント重視&国内利用が多い方におすすめ。
③ 三井住友カード(NL)【ナンバーレスで安心】
- 年会費:無料
- 還元率:0.5%〜1.0%(コンビニ3社で最大5.0%)
- セキュリティ重視のナンバーレスデザイン
- Visaタッチ・iD対応で日常使いが快適
- アプリ管理が使いやすく、初めてでも安心
キャッシュレスをよく使う人・安全重視の方に向いています。
各カードにはそれぞれの強みがあります。
自分のライフスタイルや支払いの目的に合わせて、“相性のいい1枚”を選んでください。
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まとめ:学生でもクレジットカードは作れる!“正しい知識”が最初の一歩

「学生だからクレジットカードは無理」と思っていた方も、
実は条件を満たせば、安心して持てるカードはたくさんあります。
■ 本記事のおさらい
- 18歳以上(高校生除く)なら、学生でもクレジットカードの申し込みは可能
- 未成年は原則、親の同意が必要
- 学生向けカードは限度額が低めで、審査も柔軟な設計
- クレヒスの構築やポイント還元など、若いうちから使うメリットも多い
- ただし、使い方次第でトラブルにもなるため注意点の理解が不可欠
■ クレカは“お金の練習帳”にもなる
学生のうちからクレジットカードと上手に付き合うことで、
- 金銭感覚を育てる
- 支払い責任を知る
- 将来の信用を築く
といった、大人になるための“土台”を自然と学ぶことができます。
無理なく、無駄なく、そして計画的に。
最初の1枚は、あなたのこれからの信用をつくる第一歩です。
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